カテゴリー: 無線

[工作記事] RD16HHF1 アンプ

JE6HIB 高橋です。
今まで、当クラブのサイトで実験・工作記事はほぼありませんでしたが、興味のある方もいらっしゃるかと思い、投稿してみます。

RD16HHF1 という三菱の高周波用 MOSFET を、以前に大学の近くの池田市で開催されている関西ハムフェスティバルで入手していましたので、それを使った 10W クラスの小電力アンプです。

とりあえず作ってみた、レベルですが興味のある方は私のブログにもう少し詳細に書いていますので、ぜひご覧ください。

RD16HHF1 リニアアンプの実験 – waganeko.com

台風21号による被害と修復

台風21号は、ここ5,6年のうちで最も近畿地方に強風による被害をもたらしたのではないかと思えるものでした。
大学内でも倒木や看板の落下、大学周辺でも信号機の向きがずれたり、建物の外壁が剥がれたりしていました。

また、アマチュア無線界隈でもアンテナ被害が甚大であったようです。
当クラブ(YKC)でも、タワーに載せていたアンテナがローテーターの上で180度回転してしまうという事態が起きました。

YKC のタワーで使用しているアンテナは、クリエートの 714XXW というアンテナですが、この大きくて重いアンテナが、どうやらローテーターの上で反時計回りに180度回ってしまったようなのでした。

なぜ、180度ピッタリなのかが謎でしたし、また次の台風が迫っていますので早速夜間作業にて修復をしてきました。

手順としては、タワーに登ってローテーターのマストクランプを緩め、手でアンテナを回し、またマストクランプを締め付けるといういたって単純なものです。

作業の際に気づいたのですが、マストクランプの6本のボルトは緩んでいるような感覚はありませんでしたし、ボルトを緩めない状態では手でアンテナも回りませんでした。
ただ、上記写真の赤丸で囲った、ローテーター(RC5B-3)のアウトプットフランジとマストクランプを固定する4本のボルトが、どれも手で回る程度に緩んでいました。どうやら最初の設置時に本締めを忘れていたようです。

さらに、青丸部分、本来皿ネジがあった場所ですが片側だけ頭が飛んでしまっています。

ちなみに、新品時にはアウトプットフランジは上記のようになっています。

ここで仮説なのですが、アウトプットフランジとマストクランプの締結が緩かったために、風に吹かれた際にマストベアリングを支点としてマストクランプが振られると考えられます。
この時に、アウトプットフランジ上にプレートを止めている皿ネジの頭が飛んでしまったのでしょう。

そして、なぜきっちり180度回ってしまったのでしょうか?

  1. たまたま、マストクランプの中をマストが少しずつ回転して180度になった
  2. 締結の緩くなったマストクランプがアウトプットフランジの上でジャンプするように動いて180度回ったところで着地した

2の説は、構造的にも無理があるような気がしますが、果たして・・・

アウトプットフランジ上のプレートの皿ネジは片方飛んだままですが、それ以外のボルトは締め直して、台風で回ってしまったアンテナの修復作業としては完了しました。
改めて、大きなアンテナにとって強風というのは怖いものです。今後も定期的にボルトの緩みは点検しようと思います。

では。

de JE6HIB

ALL JA コンテスト参加 (2016)

ALL JA コンテストに今年も無線部で参加しました。

今年の ALL JA は例年より開催時期が早い印象がありましたが、運用した感想としてはコンディションの悪さが一番の印象でしょうか。土曜日のスタート〜日曜日の早朝にかけての 40m は、ほとんど国内スキップしてしまっている感じで、8エリアが少し聞こえる他は、東南アジアやUゾーンのラグチューが聞こえるばかりといった感じでした。

40m のマルチ

40m のマルチ

しかし、そのおかげ?と言ってよいのかわかりませんが、その間に CQ を出していたら JD1 からコールがあり、貴重な48番マルチを埋めることができました。

80m に関しては、国内全般的によく聞こえていたようです。

日曜日の昼間は、40m 国内そこそこ聞こえてはいましたが、どうも近〜中距離がぱっとしない、バンド内全般的に非常にノイジーという感じでした。ノイズに関しては当方のロケ周辺の問題なのか、バンドの問題なのかはわかりませんが、呼んでもらっているのはわかるけれど、どうしても取りきれないということが何度かあり、残念でした。読んでいただいたのに交信できなかった方、また今後ともよろしくお願いします。

ハイバンド〜6m は、午後から Es で開けることを期待していたのですが、こちらもどうもぱっとせず 15m で少し開けていた時間はあったようですが、交信局数を伸ばす前に終わってしまったようです。

と、このような感じで少し物足りない、我慢の多かった ALL JA ではありましたが、今回も多くの皆さんと交信できてよかったです。ありがとうございました。

ALL JA コンテスト(2016)参加します

明日、4月23日(土) 21:00 〜 24日(日) 21:00 に、ALL JA コンテストが開催されます。

わたしたち無線部でも、コンテストに参加して運用する予定ですので、みなさんよろしくお願いします。

また、大学の新入生の方で無線部の活動の様子が見てみたい方は、事前に連絡していただければ部室見学も随時受け付けていますので、お気軽にどうぞ。

CA-52HB4 設置

先日の全市全郡コンテストに合わせて、コメットの 50MHz 4エレ HB9CV アンテナの CA-52HB4 を設置していました。

写真 2015-10-10 16 50 16

↑ 非常に背景の天気が悪い写真ですが・・・ (後ろに見えているワイヤーは3.5のDPです)

写真 2015-09-27 14 45 45

組み立てた時の写真がこちら

2エレの HB9CV からの置き換えとなりました。
前述の ACAG で使用してみた感じでは、4エレで指向性が高くなった分のビームのキレの良さと、高い指向性を実感できました。SSB だと2エリア、名古屋あたりが最遠となりそれ以上の GW が伸びない印象がありましたが、 CW だとまた違ったかもしれません。もっとも、屋上のルーフタワーに数mのマストで設置しているためそれほど地上高がないのも大きく影響しているとは思います。

6m のシーズンはしばらくお預けですが、来シーズン以降にまた大いに活躍してくれそうです。

ALL JA コンテスト入賞!

しばらく前の話になりますが・・・

今年(2015年)の ALL JA コンテストの電話部門マルチオペオールバンド(PMA)でエリア入賞しております。

PMAマルチオペオールバンド
(1) JA1YNA 1,182 × 131 154,842
(2) JA2YEF 873 × 105 91,665
(3) JA1ZBW 699 × 99 69,201
JA3YKC 335 × 78 26,130

入賞局 || 2015 ALL JA コンテスト結果

今年の ALL JA はオペレートできる人数が少なく、ほぼ2人でやっていたこともあり
電話部門で出力 10W に絞っていましたが、コンディションがあまりよくなく、かなり厳しい思いをしました。

このコンテストでは、50MHz に頂き物の2エレ HB9CV を導入して、50MHz に関してはかなりパワーアップもしていました。

なお、当クラブは現在 JARL を抜けているので、賞状はありません・・・

やはり CW 要員と1アマを増やして、電信電話マルチオペオールバンドでやるのが一番楽しいでしょうね。そう思ったコンテストでした。

KANHAMコンテスト2015 優勝!

KANHAM コンテスト 賞状

KANHAM コンテスト 賞状

先月、6月7日 (日)におこなわれた第5回 KANHAM コンテストに
わたしたち大阪大学アマチュア無線クラブ(JA3YKC)で参加しました。

マルチオペレータ・オールバンド平成生まれ部門にエントリーをして
総スコア20,853点部門優勝することができました!

関西アマチュア無線フェスティバルの2日目、7月19日 (日)に KANHAM コンテストの表彰式があり、表彰状と副賞を頂いてきました。関ハム実行委員の皆様ありがとうございます。

副賞は、JARL 兵庫県支部の明石のたこせんべいを選びました。部員のおやつにさせていただきます^^

明石のたこせんべい

明石のたこせんべい

以下、今回のコンテストの雑感など

コンテスト当日、7MHz を担当していた私は朝の7時から SSB で運用を始めましたが、ここからの2〜3時間がかなりよく呼ばれました。スタートダッシュでスコア、特にマルチを伸ばせたことが良かったのではないかと思います。

昼過ぎからは、同日開催の山梨コンテストや石狩コンテストなどと参加局が分散し、21MHz などで8エリアが開けていても聞こえるCQ局は石狩コンテストばかり、というような状況でした。7MHz ではコンテストが複数ある中でかなり混雑・混乱したような印象を受けました。また、午後には ALL JA1 コンテストが始まり、 KANHAM コンテスト参加局がほとんど見つからない、というような具合でした。

KANHAM 2015 スコア

KANHAM 2015 スコア

感覚的には、昨年よりも KANHAM コンテスト参加局が減ったような気がします。結局、総得点が2万点を超えたあたりで、終了時間を待たずして片付けをしました。ハイバンド、特に 6m がパッとしなかった日でもありました。

コンテスト当日交信いただいた皆さん、大変ありがとうございました。
おかげさまで部門優勝することができました。今後とも当クラブ JA3YKC をよろしくお願いします。

 

運用風景

運用風景

 

LUSO51XX @アイコムならやま研究所

ずいぶんお久しぶりの更新になってしまいましたが
無線部部長のたかはしです。

アイコムならやま研究所

先日の13日の金曜日は、当クラブの月例ミーティングでしたが、
そこで私が持ちよった話題は12月7日(土)に、アイコムのならやま研究所で開催された
最大級のクランクアップタワーである LUSO の LUSO51XX お披露目会の見学記です。

もう、すでに各所に写真・動画とも多くアップされていますので私の方からは省略させていただきます。感想としては、やはりデカい!ということですかね。近くで見るより遠くからの方がその巨大さを感じるのはやはり比較対象や遠近感のせいでしょうか。

当クラブでも LUSO の22mのクランクアップタワーを所有しているのですが、

  • ローテーター故障(ストッパー切れ?360°くるくる回る)
  • マストベアリング故障(固着)
  • クランクアップ/ダウンは手動ウィンチ

などなど、手を入れなければいけない所が多く、私が部長になってからもうすぐ2年になろうとしていますが、未だに手をつけられていない状況でなんとも悲しいところです。

タワーのメンテナンスには皆素人で、もし近隣の方でタワーメンテナンスのご指導をいただける方などいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

最後に、ミーティングでの LUSO51XX のプレゼン資料をPDFにしてアップしておきますね。動画は含まれません。

ダウンロード

JIDX Phone 2012

はじめまして、部長の高橋です

つい先ほど知ったのですが(汗)
今週末は JIDX Phone だそうです。

急ではありますが、ちょっと参加してみようと思います。
シングルオペ、ローパワー、マルチバンドです。

3.5/7/21MHz に出ると思いますが、ワイヤーダイポールにチューナーで載せたりするので、弱いかもしれません。